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みなさんこんにちは！

さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのは、消火器の重要性についてのお話です。

中でも今回のブログでは、「消火器の設置について：一般住宅編。」と題し、主に一般住宅の消火器についてお話して行きます。

消火器は私たちの生活に最も密接な消防設備とも言え、くらしのさまざまな場面でよく目にしますよね。

家の中で言えば、とくに火を使うことになるキッチンまわりに置いているお家もあるでしょうし、

公共施設、スーパー、デパート、ショッピングモール、飲食店、遊技場などなど、あちこちで目にしますよね。

消火器はその消火能力やコンパクトで置きやすい形状、老若男女問わずに使いやすいことからいたるところに置かれています。

そのため消火器というのは、消防設備の代名詞的な存在であり、いざと言うときにとても頼りになる消防設備であるといえます。

なので今回は、そんな消火器のことについてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいなと思っています。

初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。

今回は、前回のブログでも軽く触れた初期消火について詳しくお話していきたいと思います。

まず、大前提として初期消火をする前に何よりも大事なことは、火災に気づいたら必ず119番通報をするということです。

消火活動において、プロである消防隊員の仕事に勝るものはありませんので、通報が第一です。

もしも、火災現場に何人か人がいるのであれば、通報をする人と、初期消火をする人、注意喚起や避難を促す人など自然に役割分担ができますが、

自分一人しかいなければ、通報をしながら初期消火にもあたって、大声で注意喚起や避難も促さなければいけません。

もちろん火災の程度にもよりますが、全部一人でしなくてはいけないのは、大変なことですけれど、

これらの行動すべてが、どれもとっても大切なものなので、全力でやっていただきたいです。

119番通報をしたら、つぎに行わなければいけないのが、その火災が初期消火できるかどうかの見極めです。

いくら、人的にも物的にも被害を最小限に食い止めるために有効な初期消火といえ、炎や煙にやられ命を落としてしまったら元も子もありません。

火災に気づいたときにはもう消し止められないほど大きな火の手の場合は、いち早く避難しなくてはなりません。

一般的に消火器で消すことができる炎の限界は、天井に届く前までと言われているので、

天井に燃え移るような大きな火災の場合は、消火活動しようとせずにすぐに逃げるようにしてください。

火災の初期消火というのは、火災の初期の段階において、その火災現場にいる人たちが、

あくまで応急処置的に、目に見える火種を消していくという簡単な消火作業を行うことを言います。

火元の火種がまだ小さいうちには、初期消火をおこない被害を最小限に食い止めることが可能です。

ですが、もしも炎が天井に回ったらもう初期消火の段階ではないので、無理をせずに安全な場所へ避難して、

119番に通報し消防隊の到着を待ってくださいと、消防本部による消火訓練でも、このように指導されています。

そして、もしも避難をする際に可能であれば、避難の途中にあるドアや窓を閉めることによって、

空気の通り道をなくしながら避難できれば、火は酸素がなければ消えるので火の勢いを弱めることができます。

しかし、これもあくまで可能であればの話で、余裕がないのであれば避難することにだけ集中してください。

つまり、まず119番通報をして、火災が初期消火できるかどうかの見極めて、できると判断したら消火器を使っての初期消火です。

消火器に、その性能の全力を持てあますことなく発揮してもらいます。

実は、初期消火で消火器が使われる率は20%程度しかありません。しかし、消火器が使われた際の初期消火成功率は約80%に及びます。

初期消火をするにあたって、いかに消火器の存在が重要であるかということですね。

今回はこの辺でおわりにさせていただきます。

また次回も、一般住宅における消火器の設置に関わるさまざまなことについて、簡単なことから知って置いて損のないことまで、

アレコレとお話させていただきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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