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■2024.07.24
マンションの避難誘導設備の必要性3
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みなさんこんにちは!
さて、全五回に分けてこちらのブログでみなさんにお話していきたいのが、マンションの避難誘導設備の必要性についてのお話です。
消火器や消火栓、スプリンクラー設備のような消火設備は、私たちを火災から守ってくれるとても重要な設備ですが、
火災の時には、まず人々の身の安全の確保が最優先となります。
とくにマンションのような、老若男女たくさんの人々が生活をしているような建物では、なおのことです。
それゆえに、私たちをできるだけ安全な場所へ誘導してくれる避難誘導設備は、決しておろそかにはできない消防設備なのです。
なので、今回はマンションの避難誘導設備のことについてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいなと思っています。
第三回目の今回は、避難はしごについてお話していきたいとおもいます。
避難はしごは、その使用方法によりそれぞれ、固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしご、ハッチ用つり下げはしごに区分することができます。
また材料によっても区分されており、金属製はしごと金属製以外のはしごに分けられます。なお、金属製はしごは国家検定の対象品目です。
4階以上の階層に避難はしごを設置する場合には、いろいろと法によって規定されている事柄があります。
まず、避難はしごをバルコニー部分に設置をしなければなりません。また、はしご自体にも規定が存在していて、
かならず金属製の固定はしごか、もしくは金属製の吊り下げはしごを使用しなければなりません。
もしも、4階以上の階層にお住まいの方で、この規定以外の設置場所や避難はしごが使用されていた場合には、
きちんとマンション管理会社と話し合い、規定に沿った適切な設備設置をしていただいたほうが良いかと思います。
そして、はしごで降りていく際の降下口が、真下の階にお住まいの方の避難はしご設置位置と同じ場所になってしまうと、
緊急時を想定するときに構造上、トラブルになってしまう可能性が高いために、同一直線上にならないように、
階層ごとに交互に配置するような、いわゆる千鳥配置などにしておかなければいけません。
それでは、主な避難はしごのご紹介をしていきたいと思います
固定はしご――固定はしごは、防火対象物の柱や、床、梁など構造的に安定をしていて極めて丈夫な部分、
または、金属などによってしっかりと補強されている場所に直接、ボルトで締めたり埋め込んだり、溶接などの方法を用いてで堅固に取付けます。
また、ここにも規定が存在していて固定はしごの手や足をかける部分と防火対象物の距離は10cm以上でなければいけません。
固定はしごの下りる際の出口は、直径50cm以上の円が内接するほどの規格を持った出口でなければいけません。
立てかけはしご――防火対象物に直接立てかけて使用されるものをいいます。
緊急時に使用する際に手が滑ってしまわぬよう立てかけはしごの上部や下部には滑り止めをつけます。
吊り下げはしご――上でご紹介した固定はしごと同じように、吊り下げはしごの取付け具は、
防火対象物の柱や、床、梁など構造的に安定をしていて極めて丈夫な部分、
または、金属などによってしっかりと補強されている場所に、
固定ではなく緊急時に容易に吊り下げはしごを取付けることができるように設置します。
ただし、もともと頑丈なベランダ部や窓台などに直接吊り下げて使用する場合には、わざわざ取付け具を設置する必要はないそうです。
取付け具(避難器具用ハッチを除く)に使う材料には、多数の人の使用や火災時なども想定して強度や耐久性があり、
なおかつ腐食に耐えうる力のない材質のものには、腐食に耐える加工をして備え万全を期します。
また、これも固定はしごと同じく、使用の際の吊り下げはしごの手や足をかける部分と防火対象物との距離は10cm以上とします。
今回はこの辺でおわりにさせていただきます。
また次回も、マンションの避難誘導設備についての初歩的なことから知って置いて損のないことまで、
アレコレとお話させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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