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2023.07.03

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スプリンクラーって設備知ってる?2

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みなさんこんにちは!

前回から、こちらのブログで全五回に分けてみなさんにお話させていただいているのは、スプリンクラー設備についてです。

前回の内容を軽くおさらいすると、スプリンクラー設備とは、消防用設備の一つであり、

一部の設備を除き自動的に作動し、火災発生時に大量の散水で消火を図ります。

不特定多数が集まる大規模施設では必ず設置され、初期火災を越えたもの、或いは中期以降の火災消火を目的としています。

注意点は、鎮火後に適切な水処理を行わないと、水損が深刻な問題となる事です。

水は自動的に止まらないため、状況によっては火災による被害よりも散水による被害のほうが上回る可能性があるのです。

ですから、スプリンクラー設備のある建物ではあらかじめ制御弁の場所を把握しておき、鎮火後は速やかに散水を止める必要がありますと言うお話しでした。

第二回目の今回は、スプリンクラー設備の種類についてお話していきたいと思います。

スプリンクラー設備は、水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、起動用圧力タンク、自動警報装置(流水検知装置、表示装置、警報装置等)、

スプリンクラーヘッド、補助散水栓、送水口、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。

加圧送水装置としては、水源を兼ねた高架水槽や圧力水槽が使われる場合もあるのですが、

制約が大きいのでほとんどの場合で、電動モーターとタービンポンプを採用しています。

電源には、火災発生時の正常な動作を確保するために非常電源設備の付置が必要になります。

非常電源の代替として、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン駆動のポンプが用いられる場合もあります。

古くは、工場等でボイラ設備のある場合、蒸気駆動のウオシントンポンプが用いられた時代もあるそうです。

欧米では、公設水道をそのままスプリンクラー設備に結合する場合も多いのですが、日本国内では水道法の制約が大きいため、

住宅用の簡易なスプリンクラーにしか用いられておりません。

それでは、スプリンクラー設備の種類や方式をご紹介していきたいと思います。

まずは、湿式(しっしき)。これは、最も広く採用されている方式です。閉鎖式スプリンクラーヘッドが用いられており、

そのスプリンクラーヘッドは、火災時の熱により容易に溶ける合金(ヒュージブルリンク)や、

火災の熱で破裂する揮発性の液体(エーテル、アルコール等)を満たしたガラス球(グラスバルブ)で封じられています。

一般的なスプリンクラーポンプは圧力タンクを付置して配管内に水圧を与えており、

配管は制御弁と流水検知装置を経由してスプリンクラーヘッドに繋がっています。

火災時、ヘッドが開いて流水が始まると流水検知装置が動作し、同時に圧力タンクの水圧が下がります。

この二つの信号のいずれかにより、スプリンクラーポンプが起動し散水を継続させるのです。

流水検知装置は多くついているアラーム弁は、その名の通り、流水が始まると圧力スイッチにより信号を発する他に、

現在では損保仕様の場合のみに多いのですが、ウォーターモーターゴングへ送水しゴングの鳴動により火災の発生を知らせる役目があります。

スプリンクラーヘッドは火災が鎮火しても自動的に水は止まりません。

放水を停止するためには、鎮火を確認したのちに、アラーム弁と同じ場所にある制御弁を手動が閉じる必要があります。

スプリンクラーヘッドの問題点として、構造上外部の衝撃に弱いところがあります。

何らかの衝撃が加わったことにより、誤って放水してしまい水損事故がおこってしまうというケースもあります。

それから、乾式(かんしき)というのもあります。これは、寒冷地等で、凍結により散水不能や配管の破損のおそれのある場所で採用されています。

配管に圧縮空気を封入しておき、火災時ヘッドが開くことによって内圧が低下し、

それにより乾式流水検知装置が作動し、引き続いて放水する構造になっているもののことを指します。

今回は、この辺でおわりにさせていただきます。

また次回も引き続き、スプリンクラー設備の種類についてお話させていただきたいとおもいます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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