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■2023.07.10
スプリンクラーって設備知ってる?5
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みなさんこんにちは!
こちらのブログで全五回に分けてみなさんにお話させていただいているのは、スプリンクラー設備についてです。
前回の内容を軽くおさらいすると、
スプリンクラー設備は、消防法施行令第12条によって設置基準が定められており、設置が義務化されているものがいくつかあります。
建物の大きさや床面積、階層やその用途など、さまざまな条件によって設置義務の有無が決まっています。
飲食店やデパート・スーパーなどの販売店舗。集会場・公会堂などの人々が集まる集会施設、
映画館・劇場などの会場施設や、歓楽施設・娯楽施設。ホテルや旅館などの宿泊施設。病院・診療所などの医療機関などなど。
さまざまな施設に、スプリンクラーの設置基準が定められていますが、必ずしも
義務化されているかというとそうでもありません。
その施設の床面積、階層によって義務が発生します。やはり、床面積が大きく高階層の場所に設置義務が生じますというお話でした。
最終回の今回は、スプリンクラー設備と類似の設備をご紹介していきたいと思います。
スプリンクラー設備と類似の設備とは、システムの構成はスプリンクラー設備とほぼ同じなのですが、
初期消火だけではなく火災の抑制、延焼防止や輻射熱低下などの目的でも利用される設備のことです。
消防法施行規則においては、スプリンクラー設備とは別に技術規準が定められています。
まずは、ドレンチャー設備。
ドレンチャー設備とは、水幕防火設備の名称で呼ばれることもあります。
建物外周部からの火災の場合に、建物への延焼を防ぐため、軒先や開口部などから水を出して建物全体を水幕で包む防火装置の一種です。
システムの構成は開放式と酷似していますが、ドレンチャー設備は延焼の阻止を目的に設置される設備で、防火壁等の代替となり得る設備です。
構造は、建物の軒先や開口部に配管して、水槽の水をポンプによって圧力をつけて送水し、特殊な放水口から散水します。
また、散水にもドレンチャーヘッドと呼ばれる専用の物が設置される。手動で起動する物が多いです。
建物上部から水がカーテン状に勢いよく出るものや、下から噴き上げるものなどがあり、
微粒子状、大量の水幕で建物全体を覆うことにより、冷却効果、熱遮断効果がよく、建物を外周の火災から保護することができます。
日本では、重要文化財に指定された社寺・仏閣などに多く取り付けられています。
次に、水噴霧消火設備。
機構は開放式スプリンクラーとほぼ同じなのですが、こちらは放射水圧を高め、ヘッドも専用のものを使用して水を霧状に放射するものです。
通常のスプリンクラー設備と異なり、消火だけではなく、火災の抑制、延焼防止や輻射熱低下などの目的で使用されることもあります。
主に可燃性液体をはじめとした危険物用であり、道路トンネル、駐車場、指定可燃物の貯蔵施設などに使用されています。
そして、連結散水設備。
連結散水設備は消火設備とは異なり、「消火活動上必要な施設」の一つで、火災が発生した場合、
煙や熱が充満することによって消防活動が難しくなることが予想される地下街や地下階に設置される設備です。
小規模な地下室、地下街等でスプリンクラー設備の設置義務のない場合(小規模でスプリンクラー設備の適当でない場合)でも、
これらの防火対象物は火災が発生すれば熱気、濃煙が充満し消火活動が困難となることが多いです。
連結散水設備は、散水ヘッド、配管・弁類及び送水口等から構成されており、火災の際には消防ポンプ自動車から送水口を通じて送水し、
散水ヘッドから放水することによって消火活動を支援できるようにした設備です。
天井に予め配管とヘッドを設置し火災時に消防隊からの水の供給を受けて火勢を抑制し、或いは消火を図ります。
閉鎖型の通常のスプリンクラーヘッドを設置し、湿式の配管をなす場合もありますが、
ほとんどの場合で、乾式の配管に専用の開放型ヘッドを装置して所定の範囲に一斉に散水する方式が使われており、これが一般的です。
送水区域が複数となる場合、送水口付近には散水するエリアの平面図の表示が必要となります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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