消防設備とはその二 01

アパートやマンションのオーナー様や不動産の維持管理をされている会社様、あるいは飲食店や小売店などの店舗をお持ちの経営者様、防犯設備や消防設備、店舗設備の設置やメンテナンスはどのようにされておられますでしょうか？

チーム★トウカイセツビは岐阜県岐阜市を拠点として、三重県や愛知県名古屋市など広く東海地方においてあらゆる建築物の消防設備から防災設備、防犯設備、電気設備などの設置施工や保守点検、維持管理などを請け負っています。

現在の設備機器や設備工事に疑問やご不満があるというかたや、今まで使っていた設備機器が壊れて困っておられるかた、もしくは新しく建物の購入を検討しているが防災設備や防犯設備をどこに発注するか迷っているというかたなど、広く設備機器に関するお悩みをお持ちのかたは、チーム★トウカイセツビまでご相談ください。

みなさまこんにちは。チーム★トウカイセツビ広報担当のAです。

「消防設備とはその一」では「火を消すための設備」として消火器を紹介させていいただきましたが、

火を消すための設備としては、消火器以外にも簡易消火用具や屋内消火設備、屋外消火設備、スプリンクラー設備などといったものがあります。

簡易消火用具として取り扱われるのは、防火バケツや水槽、乾燥砂、膨張ひる石(パーミキュライト)または膨張真珠岩(パーライト)です。簡易消火用具には能力単位と呼ばれる数値があります。能力単位とは簡易消火用具の消火能力を数値化したもので、A火災ではバケツ3杯で能力単位1、B火災ではスコップ2杯の砂で能力単位1と規定されています。

防火バケツは容量8リットル以上のものでなければなりません。プラスチック製のものよりアルミなどの金属製のものが望ましいですが、特に規定はありません。水槽にはバケツが付いていることが条件になります。容量8リットル以上の水槽と、同じく容量8リットル以上のバケツ3個で、A火災における能力単位は1.5と定められています。容量190リットル以上の水槽と容量8リットル以上のバケツ6個ならA火災で能力単位は2.5となります。

乾燥砂に関しては、消火器では消火不可能な危険物の消火や、ナトリウムやマグネシウム、アルミ粉、などの金属火災に対して使用されます。50リットル以上の砂とスコップを併置したものを呼び、B火災において能力単位は0.5です。

膨張ひる石(パーミキュライト)と膨張真珠岩(パーライト)ｊは乾燥砂と同等の目的に用いられるものです。膨張ひる石(パーミキュライト)は酸化ケイ素と酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを主成分とした鉱石で、膨張真珠岩(パーライト)はガラス質火山岩の総称です。膨張ひる石(パーミキュライト)、膨張真珠岩(パーライト)ともに、加熱されることで膨張するという性質を持っています。

その性質から、火元に投下すると膨張して火の表面を覆うことになり、酸素を遮断することで消火に効果を発揮します。

簡易消火用具には上記の他にも特例として認められるものがあります。

三角バケツと投てき式消火弾です。

三角バケツはバケツ内に隔壁を設けることで一度に水が出ず、数回に分けて散水が可能となる形状のものです。7リットルの三角バケツ2個で、消火バケツ3個と同等である能力単位1とされます。

投てき式消火弾は、消火器より安価で詰め替えなどの手間がかからないことから、1960年代まで普及していたもので、塩化アンモニウムや炭酸ナトリウムなどの水溶液をガラス製、あるいはプラスチック製の割れやすいアンプルに封入し、火災が起きた際には火元に投げ入れて消火を図るというものです。能力単位は低く、6個で消火バケツ3個と同等の能力単位1となります。

なお、初期消火に有効なものとしてエアゾール式簡易消火具というものもありますが、これは厳密に言えば簡易消火用具には含まれません。簡易消火用具とは別に鑑定基準が設けられているためです。

チーム★トウカイセツビでは、防災設備から防災設備、店舗設備まで、ありとあらゆる設備機器を取り扱っております。チーム★トウカイセツビの特長は、高品質な機器をなるべく低価格で、できる限り迅速な対応でご提供させていただけることです。

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