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2024.01.17

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消防設備機器:最新の火災報知器について2

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みなさんこんにちは!

さて、全五回に分けてこちらのブログでみなさんにお話していきたいのが、さまざまな火災報知器についてのお話です。

火災報知器とは、感知器を用いて火災によって発生した熱、煙や炎を感知して火災信号を受信機に送信することによって、

その建物の管理者に火災の発生やその場所を報せるとともに、地区音響装置(非常ベル)や非常放送設備による、

音声警報音を流して建物にいる人々、住人に報せることにより、避難や火の手が小さいのであれば初期消火活動を促す設備です。

火災は、いつ起こるかもわからぬ不測の事態です。なので火災に備えて、しっかりと準備をしていただくことが重要です。

なので、火災報知器の種類の解説、初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。

第二回目の今回は、前回のブログでも軽く触れた住宅用火災警報器の義務化についてお話します。

総務省消防庁の調べによりますと、建物の火災でお亡くなりになられた方々のうち、およそ9割が住宅での火災によるものらしいのです。

そして、その住宅での火災で死亡した原因として最も多いものが、火災の発生に気付くのが遅れてしまったため気付いたときには、

その場から身動き取れない状況であったと言うような、いわゆる逃げ遅れとよばれるもので、これ全体の約6割をも占めています。

この逃げ遅れによって死亡してしまう主な理由には、夜の深い時間帯に何らかの原因で火災が発生してしまったが、

そこに住んでいる人たちは床に入ってすっかり眠ってしまっているため、火災の発生に気が付かず、大惨事になってしまったと考えられています。

もしも、まだ火の手が小さいうちに、火災の発生に気がつくことができていれば、無事に逃げ出せ命までは奪われずに済んだのかもしれません。

それから、住宅での火災によってお亡くなりになられた方を年齢別に見ると、65歳以上の高齢者がおよそ6割と、半数以上を占めており、

これから先、いっそう深刻な高齢化社会が進んでいくことで、逃げ遅れによる被害者の数が増えてしまうことが問題視されています。

火災発生時には、迫ってくる火炎の恐ろしさはもちろんなのですが、その恐怖は煙にあると言われています。

煙が充満することによって、呼吸が困難になり、すばやく行動できなくなってしまったり、

住み慣れた我が家であるにもかかわらず、煙によって視界を奪われてしまい、方向感覚をなくしてしまい、避難することが難しくなってしまいます。

このように、煙は避難の妨害をする厄介な存在なのですが、それだけではなく煙のもうひとつの恐ろしさが一酸化炭素です。

一酸化炭素は、煙の中にに含まれているもので、3分から4分吸い込んでいると一酸化炭素中毒になり、

昏睡状態になってしまったり、最悪の場合は血液中に酸素が行き届かず死んでしまうと言われています。

そのため、火災発生に気づくのが遅れると、たとえ火災現場からある程度離れていても、煙がモクモクと充満して、

その結果、逃げ遅れによる一酸化炭素中毒なってしまいお亡くなりになると言うケースが多いのです。

つまり、火災発生時には命を守るために、安全に避難する時間を少しでも多く作る必要性があります。

そのためには、火災をなるべく初期の段階で発見して、われわれに知らせてくれる火災報知器の存在が重要になってきます。

このような背景から、住宅火災発生時の逃げ遅れを防止するために、2006年6月1日に改正消防法が施行され、

新築住宅であれ既存住宅であれすべての住宅について、住宅用火災警報器の設置が全国で義務付けられました。

なお、住宅火災における被害状況を分析したところ、住宅火災警報器が設置されている場合は、

設置されていない場合に比べ、死者の発生は約4割減、焼損床面積、損害額はおおむね半減した結果となりました。

今回はこの辺でおわりにさせていただきます。

また次回も、消防設備機器である火災報知器についての初歩的なことから知って置いて損のないことまで、アレコレとお話させていただきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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