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■2024.06.24
消火器の設置について:一般住宅編。5
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みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのは、消火器の重要性についてのお話です。
中でも今回のブログでは、「消火器の設置について:一般住宅編。」と題し、主に一般住宅の消火器についてお話して行きます。
消火器は私たちの生活に最も密接な消防設備とも言え、くらしのさまざまな場面でよく目にしますよね。
家の中で言えば、とくに火を使うことになるキッチンまわりに置いているお家もあるでしょうし、
公共施設、スーパー、デパート、ショッピングモール、飲食店、遊技場などなど、あちこちで目にしますよね。
消火器はその消火能力やコンパクトで置きやすい形状、老若男女問わずに使いやすいことからいたるところに置かれています。
そのため消火器というのは、消防設備の代名詞的な存在であり、いざと言うときにとても頼りになる消防設備であるといえます。
なので今回は、そんな消火器のことについてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいなと思っています。
初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。
今回も前回に引き続き、さまざまなシチュエーションでの初期消火のやり方をお話していきます。
まずは、障子やふすま、カーテンなどのような、木や紙、布が燃えてしまったときの初期消火について。
前回前々回は、天ぷら油火災・電気火災とお話してきましたが、これら2つに比べて、木や紙、布での火災は消火が容易であるとされています。
なぜなら消火方を誤ると、天ぷら油火災にしても爆発してしまう危険性や、電気火災にしても感電してしまう危険性がありましたが、
木や紙、布の火災の場合には、それらの危険性というのはなくて、基本的に火災を見つけ次第、
直接火元へ水をかけたり、濡らしたバスタオルでの窒息消火を試みることができます。
消火器で消火するにしても、木や紙、布の火災であれば、どんな消火器でも対応できますし、
住宅用消火器の中で最もポピュラーな消火器、ABC粉末消火器であっても、ABCのAというのは、A火災のことで、
A火災とは、用紙、木、繊維、樹脂など、主として固形物が燃える一般的な火災を指しているものですから対応可能です。
しかし、燃えている対象物が、障子やふすま、カーテンであったら、これはこれで注意が必要です。
以前のブログでもお話しした通り、初期消火というのは、火災の初期の段階において、その火災現場にいる人たちが、
あくまで応急処置的に、目に見える火種を消していくという簡単な消火作業を行うことを言います。
そして、その目安とされているのが、いわゆる『炎が天井をなめる』以前のもの、火が天井に届く前までと言われています。
火の勢いというのは恐ろしいもので、その大きさに比例して倍々ゲームのように加速度的に延焼していきます。
そのため、天井に燃え移るような大きな火災の場合は、消火活動しようとせずにいち早く避難しなくてはなりません。
その点、障子やふすま、カーテンなどの場合には、特製上、天井に向かって縦に立っている状態のため、
炎にとっては、天井まで到達するためのこれ以上にない通り道になってしまうのです。
それに付け加え、木や紙、布は燃え上がりやすいので、スピード感がとても重要になってきます。
また、水をかけるにしても濡らしたバスタオルで覆うにしても、消火器を吹きかけるにしても、対象物が縦の場合には、とても難しいです。
なので、ふすまや障子が燃えてしまったときには、いっそうのこと、可能であれば手で、不可能であれば蹴るなどして、
はずしてしまい、最善策としては床に濡らしたバスタオルを敷きその上に、余裕がなければ直接床の上に倒し水や消火器をかけて消火する、
カーテンの場合は、濡らしたタオルで包み力まかせに思いっきり引きちぎって、床に置き、水や消火器をかけて消火してください。
そして、これらのA火災においても、やはり、水をかけるよりも濡らしたバスタオルで覆うよりも、消火器のほうが圧倒的に有効です。
A火災に対しては、消火器であれば一瞬で消すことができますので、ご自宅に消火器を設置していないお方は、ぜひお考えになってみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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