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■2024.08.07
一般住宅のするべき防災設備とは?4
――岐阜県・愛知県・三重県を中心に活躍中のチーム★トウカイセツビです!
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みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのは、防災設備についてのお話です。
中でも今回のブログでは、「一般住宅のするべき防災設備とは?」と題し、主に一般住宅の防災設備についてお話して行きます。
防災設備は、さまざま種類のある設備工事の中においてもここ数年、特に注目されて来ているいるものなんです。
それは、近年日本全国をおそっている、とても甚大で驚異的な自然災害の影響があります。
ここ数年を振り返ってみても、数多くの災害、自然による猛威が日本に降りかかってしまいまいた。
防災設備というのは、災害が発生した場合の二次災害としての火災を防ぐ消防用設備の役割を多く求められています。
なので今回は、とくに一般住宅における防災設備(消防用設備)のことについてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいです。
防災設備の種類の解説、初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。最後までお付き合い、よろしくお願いいたします。
今回も、前回に引き続き住宅用火災報知器にまつわるいろいろな事柄をお話したいと思います。
本来、防火対象物に対する火災報知器の取り付けには難しい技能や専門的な知識が必要なのです。
そのため、いわゆる一般的な火災報知器の取り付け作業と言うのは、消防設備士という国家資格を所有している人のみが行なえるものなのですが、
住宅用火災報知器の取り付けに関していうと、特別な資格や難しい技能や知識をいっさい必要としません。
そもそも、住宅用火災報知器というのは、誰にでも簡単に取り付けられ使用できることを目的として法令や規格がつくられました。
住宅で使用する目的の火災報知器だからと言って、規範がゆるく設定されているというわけではなく、それにはもちろんちゃんとした理由があります。
以前のブログでもお話したとおり、住宅で発生した火災で死亡した原因として最も多いものが、火災の発生に気付くのが遅れてしまったため、
気付いたときには、もう身動き取れない状況であったと言うような、いわゆる逃げ遅れとよばれるものです。
住宅火災発生時の逃げ遅れに対する打開策として、住宅用火災報知器が普及してくれれば、それだけ被害者は少なく出来ます。
そのためには、まず何よりも一般家庭に住宅用火災警報器を広く普及させることが急務だと考え、
住宅用火災報知器は、取り付けに特別な資格や難しい技能や知識を不要となったわけです。
また、そのお値段も非常にお手軽で、家計に優しい価格になっていて、現在安いものでは1000円台で買えるものもあります。
このように、特別な資格なく誰にでも簡単に取り付けられることや、安価で手に入れられることもあって、
住宅用火災警報器は、義務化直後の2006年~2008年の段階でその納入台数は、およそ4,700万台以上という驚異の数字をたたき出しています。
10年ひと昔なんてよく言いますが、住宅用火災報知器の耐用年数の目安も、10年で一区切りとされています。
たとえ、電池を交換しておいて万全を期しているとしても、古い住宅用火災報知器では電子部品に寿命がきてしまっていることがあり、
ちゃんと電池交換をして本体が起動していたとしても、火災の発生を感知しないなんてことが起きてしまいます。
これは実際によくあることで、過去5年間で住宅火災が発生したにも関わらず、住宅用火災報知器が作動しなかったケースが600件以上あったというデータもあります。
そのため、消防庁も適切な維持管理をしていただき予測不能な火災に対して万全の準備をして欲しい旨を呼び掛けています。
一般社団法人 日本火災報知機工業会でも、設置から10年が経過した住宅用火災報知器については、新しいものへの買い替えを奨励しています。
つまり、住宅用火災報知器の義務化直後に納入されていた約4,700万台の住宅用火災警報器は今現在ではもう、使用するには、はばかれるものだと言うことです。
もしも、これをお読みの方で10年以上前に設置したままの方や、未だに設置をしていない方は、この機会に新たに導入をお考えになってみてください。
今回はこの辺でおわりにさせていただきます。
また次回も、一般住宅が導入するべき防災設備に関わるさまざまなことについて、簡単なことから知って置いて損のないことまで、
アレコレとお話させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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