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■2024.08.21
病院の消防設備について2
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みなさんこんにちは!
前回から、このブログでみなさんにお話させていただいているのは、病院の消防設備についてのお話です。
病院の消防設備のアレコレもろもろのお話や、初歩的なことや知っておいて損のないこと、
また、万が一病院や診療所において火災が発生してしまった場合に、どのように対処すべきかや、
そもそも、火災が発生しないための対策や、火災にそなえてあらかじめ準備しておくべきことなどなど、
病院の消防に関わるさまざまな事柄をできるだけ、噛み砕いてわかりやすくお話させていただきたいと思っております。
前回は、重症患者、老人、乳幼児等、自力では避難することが困難な患者さんの避難のお話をさせていただきました。
今回は、一般的な避難・誘導、搬送の要領のまとめからお話させていただきたいと思います。
避難・誘導、搬送の要領
1 入院患者に出火場所を知らせる。
2 出火場所の最も近い部屋、階から避難・誘導、搬送を開始する。
3 誘導は、高齢者、幼児、女性を優先させる。急ぎ足で避難させる。
4 重症患者等自力での避難が困難な者はストレッチャー、車椅子、毛布等で搬送する。
5 誘導の際、火煙が迫るときは、這うように身を低くし、ハンカチ、タオル等で鼻口を覆わせる。
6 避難・誘導、搬送に際してはエレベーターを使わない。
7 火点階層の下方にある者は屋内階段等により誘導、搬送する。
8 火点階層の者は、まず出火点から離れた方向の避難階段又は避難器具の設置場所に誘導、搬送し、下方へ脱出させる。
9 火点上階層の者は、避難階段周辺に火煙がなく、下方へ容易に避難できるときは下方に誘導、搬送する。
下方に誘導、搬送が困難なときは屋上又は避難器具の設置場所に誘導、搬送し、下方へ脱出させる。
10 屋上に誘導、搬送した者は、屋上の屋外階段や避難器具を利用して、地上に降下させる。
11 避難・誘導の際には、混乱を生じないように注意し、常に大声ではっきりと指揮・命令する。
12 避難するときには、屋内でスリッパを履かせない。
13 入院患者が、いったん避難したのち、再び物を取りに戻るようなことを制止する。
14 防火戸の閉鎖に際しては、火点付近に残留者がいないかどうか十分確認する。
15 廊下の電灯は、できる限り多く点灯する。
16 火災により停電することを考慮し、懐中電灯を携帯する。
17 避難・誘導、搬送をしたのちは、直ちに人員の確認を行う。
火災発生時の避難ももちろん大事ですが、それと同じくらい災害や火災に対する準備も大事です。
消防機関又は建築部局、衛生部局が防火体制の一斉点検を行う場合はそれに協力してください。
電気を使用する医療機器等については、電源プラグを長期間コンセントに差し込んだままにしておくと、
プラグとコンセントの隙間にほこりがたまり、そのほこりが湿気を帯びて発火するおそれがある(トラッキング現象)ため、
プラグを時々抜いて、乾いた布でほこりや湿気を拭き取るなどの適切な処置を行ってください。
医療用の高圧酸素等の危険物や引火性の医薬品等、病院等で使用するこれらの物品等については、特に安全管理体制に留意してください。
病院等の改築中は、防火設備、避難設備等を常に点検するとともに、建築業者の火気使用を厳重に監視する必要があります。
病院等の防災対策は、二次災害である火災の予防も含め、避難・誘導、搬送等の基本は、防火対策と同様であり十分留意してください。
同時に、病院等は、災害に際しては地域の被災者の医療救護活動や収容等について災害救助法等に基づき積極的に対応する責務を負っており、
その使命が達せられるように日常的に地域の行政機関や医師会等と緊密な連絡をとっておくことも大切です。
また、病院の中には建物の老朽化が進んでいるものもあると思います。
木造建築物で火災予防の見地から消防機関等より改築改善等を要すると指導を受けた施設は、可能な限り早期に耐火構造に改築する必要があります。
今回は、この辺で終わりにさせていただきと思います。
次回もまた、病院の消防設備についてのアレコレもろもろのお話、病院の消防に関わるさまざまな事柄をお話させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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