ブログ&ニュース
ブログ&ニュース
Blog&News
■2024.09.09
避難誘導灯の必要性5
――岐阜県・愛知県・三重県を中心に活躍中のチーム★トウカイセツビです!
設備工事のプロフェッショナル!防犯設備・消防設備のことなら何でもお任せください!
私たちは、高品質・低価格・スピーディな設備工事を皆様に提供いたします。――
みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのが、
『避難誘導灯の必要性』と題して、わたしたちが取り扱っている消防設備の中でも避難設備に関するさまなことについてです。
消防設備は、消防法第一条において「国民の生命、財産を火災から 保護する。」と、その目的が、かかげられているとおり、
社会的にとても重要な役割を担っているので、防火対象物に応じた設備を消防法令に基づき正しく設置することが大切です。
とくに商業施設や、集合住宅のように、老若男女たくさんの人々がそこにいるというような建物では、
建物内にいる人々をできるだけ安全な場所へ誘導してくれる避難誘導設備は、決しておろそかにはできない大切な消防設備なのです。
なので今回のブログでは、非常時に私たちを危険から救ってくれる避難設備についてのアレコレもろもろの事柄を、
初歩的なことから知っておいて損のないことまでいろいろと、チーム★トウカイセツビのサービス内容なども参照させていただきながら、みなさんにお話させていただきたいと思っております。
今回のブログでも前回に引き続き、避難誘導灯の設置における基準について説明をしていきます。
以前のブログで、避難誘導灯には大きく分けて避難口誘導灯と通路誘導灯の2種類があるというお話をしましたが、
それぞれの設置基準として避難口誘導灯の設置基準は、屋内から直接地上に通じる出入口、直通階段の出入口、
不特定が利用する100平方メートルを超える居室の出入口、特定の人が使用する400平方メートルを超える居室の出入口などがあります。
避難口誘導灯は、避難口となる扉や開口部の上部付近に設置しなければならず、通路に避難口誘導灯を設置するのは消防法違反となります。
通路誘導灯の設置基準としては、原則として、どの位置からでも誘導灯が必ず1ヶ所は見えることという基準で配置します。
屋内から直接地上に通じる出入口、避難階段室の前室の出入口、直通階段の出入口などの場所では、避難口誘導灯の有効範囲内に通路誘導灯を設置する必要があります。
なお、規模の小さな建築物で、居室の各所から避難口が容易に見渡すことができるような建築物の場合には、特例として避難誘導灯の設置が免除されることがあります。
この特例は消防法の防火対象物における無窓階、地階ではないうえで、さらに建物内の全ての部分から、
避難口誘導灯の場合で避難階から歩行距離20メートル以内、避難階以外では歩行距離10メートル以内、
通路誘導灯の場合で避難階から歩行距離40メートル以内、避難階以外では歩行距離30メートル以内の場合に免除されます。
現在、避難誘導灯は、その大きさによってA級、B級、C級という風に当該誘導灯までの歩行距離の設定によりランク分けされております。
A級は40cm角、B級は20cm角、C級は10cm角となっており、それ以前までの誘導灯に比べコンパクトでシンプルなものになりました。
それまでの旧式避難誘導灯はわかりやすく、大型・中型・小型の3種類に分けられていたのですが、
旧式避難誘導灯は光源である内蔵している照明器具が直管蛍光灯なので、大きな横長形状となっていました。
誘導灯は、常日頃から点灯していなくてはいけないため、その電力消費は軽んじることができません。
その光源については、LED(発光ダイオード)が登場する以前では蛍光灯が一般的に使われていました。
蛍光灯を内蔵した避難誘導灯は、ランプ交換頻度が高いうえに消費電力も大きく、これらは悩みの種でした。
また、旧式避難誘導灯を長期間使用していると、表面パネルが放熱で焼けて変色してしまい、黒くなってしまうこともありました。
しかし、発光効率がよく、寿命も長く、色ムラも少なく、パネルが焼けて変色するような放熱も発生しない、
LEDの登場により省エネ化が進んだ結果、蛍光灯は淘汰されてゆき、2009年の基準改正より「高輝度蓄光式誘導標識」での代用も一部で認められていますが、
現在では、日本において非常口の誘導灯はLED式のコンパクトスクエアタイプが主流となっています。
A級、B級、C級、それぞれの有効範囲としては、以下の通りになります。
■A級
避難口誘導灯で避難方向を示すシンボルがないものは歩行距離60メートル
避難口誘導灯で避難方向を示すシンボルがあるものは歩行距離40メートル
通路誘導灯は歩行距離20メートル
■B級
避難口誘導灯で避難方向を示すシンボルがないものは歩行距離30メートル
避難口誘導灯で避難方向を示すシンボルがあるものは歩行距離20メートル
通路誘導灯は歩行距離15メートル
■C級
避難口誘導灯は歩行距離15メートル
通路誘導灯は歩行距離10メートル
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
設備のお悩みに関しては岐阜県・愛知県・三重県を中心に活動している設備のプロ集団チーム★トウカイセツビにぜひお任せください!
消防設備、防犯設備の工事から保守点検まで『安い・早い・上手い』の3拍子そろった、
お客様に必ず満足していただける設備工事を懇切丁寧、迅速にご提供いたします。
お問い合わせ・電話で簡単にご相談いただけます。まずは無料見積もりから始めてみませんか?
お電話:058-216-2205(受付時間 8:00~22:00/定休日 日曜・祝日)
メール:https://toukaisetubi.com/form/
※もちろん、上記以外のエリア以外の方にも防犯設備・消防設備など設備に関するご相談は対応可能となっております。
お気軽にお問い合わせください。