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■2024.12.20
誘導灯等の非常時の設備も大切です。5
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みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのが、
『誘導灯等の非常時の設備も大切です。』と題した、消防用設備の中でも避難設備に関するさまなことについてです。
消防用設備とは、消防設備、防災設備とも呼ばれているもので、消防法及び関係政令で規定している、
「消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設」を何種かまとめて、全体としての一つの総称のことをいいます。
そして『避難設備』とは、火災現場から私たちを安全な場所に、すみやかに退避させるための設備です。
社会的にとても重要な役割を担っているので、防火対象物に応じた設備を消防法令に基づき正しく設置することが大切です。
なので、非常時に私たちを危険から救ってくれる避難設備についてのアレコレもろもろの事柄を、
初歩的なことから知っておいて損のないことまでいろいろと、みなさんにお話させていただきたいと思っております。
今回は、誘導灯の取り付け方の種類、光源について詳しくお話させていただきたいと思います。
誘導灯の取り付け方には、天井に誘導灯の上部だけを固定し直接取り付ける天井直取り付け、
天井から吊り下げるように固定する天井パイプ吊り取り付け、壁に直接取り付ける壁取り付けの3種類があります。
天井直取り付けには、取り付け際に専用の金具を用いる場合があります。その他にも、特殊なものでは壁埋込型取り付け、床埋込型取り付けがあります。
誘導灯は、非常時の避難や安全確保のためには絶対に欠かすことのできない必要不可欠なものなのですが、
常日頃から点灯していなくてはいけないため、その電力消費は軽んじることができず、無視できない問題です。
その光源については、LED(発光ダイオード)が登場する以前では冷陰極蛍光灯が一般的に使われていました。
冷陰極蛍光灯の特徴は、熱陰極蛍光管に比べて超寿命であり、低消費電力であり、細型化、および調光が容易なところです。
しかし、さらに発光効率がよく、寿命も長く、色ムラの少ないLEDの登場により省エネ化が進んだ結果、冷陰極蛍光灯は淘汰されてゆき、
2019年現在、日本において非常口の誘導灯はLED式のコンパクトスクエアタイプが主流となっています。
また、2009年の基準改正より「高輝度蓄光式誘導標識」での代用も一部で認められています。
以前のブログでもお話した通り、自然災害が発生すると、停電も併発してしまうことが多いので、
緊急時に建物が停電している事態を考慮して、たとえ停電していたとしても安心安全すみやかに避難できるようにするため、
基本的に誘導灯本体に蓄電池(バッテリー)が内蔵されており、20分間以上の点灯を継続することができるようになっています。
点灯時間は長いほうが、逃げ遅れの危険を少なく出来るため長時間定格型誘導灯が設置されています。
建物が大規模施設や高層ビル、地下街、駅舎、の場合には、避難に時間が掛かるため、60分間以上の点灯を継続できる
長時間定格型誘導灯とは、建物が大規模施設や高層ビル、地下街、駅舎、の場合に、避難に時間が掛かると想定されるため、
一般の誘導灯が約20分ぐらいなのに対して、60分間以上の点灯を継続できるように改良されている誘導灯です。
長時間定格型誘導灯にも、同じく一般型誘導灯・点滅式誘導灯・誘導音付加型誘導灯の各種類が存在しています。
なお、停電時にきちんと誘導灯を点灯させるための、蓄電池の寿命は、使用環境によりますが、
おおよそ4年から6年とされており、この期間を過ぎてしまうとバッテリー切れが発生してしまい、
いざというときに、誘導灯の点灯が短くなってしまう、あるいは、点灯しないなんて事態になってしまいます。
なので、定期的に整備点検メンテナンスが必要で、消防法によっても点検は求められており、人の命にかかわることなので怠らずにやってほしいです。
また、誘導灯の設置は消防法によって定められており、違反者には罰則が適用される場合があります。
総務省消防庁が刊行している消防白書によると、1日当たり100件以上の火災が発生しているということです。
また、「火災による死者数」も1日当たりで計算してみると、一日当たりの火災による死者数は4.0人となっており、とても甚大で深刻なものです。
そしてそのほとんどが、逃げ遅れによって犠牲になっているという事実からも避難設備は重要であると言えます。
なので、いつ私たちの身に降りかかってくるかわからない、万が一の事態に備えて誘導灯をふくむ避難設備に万全を期してほしいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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