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みなさんこんにちは！

さて、全五回に分けてこちらのブログでみなさんにお話していきたいのが、さまざまな避難誘導設備についてのお話です。

防災設備機器の中でも、人命救出にかかわってくるものというわけで、とりわけ重要視されているのが避難誘導設備です。

なので今回から、そんな避難誘導設備についてのさまざまなお話や、いろいろな避難誘導設備の種類、

初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。

みなさんもご存知の通り私たちの住むこの日本は、世界的に見てもまれに見る地震大国です。

1995年の阪神淡路大震災時や2011年の東日本大震災では、多くの尊い命が地震により奪われてしまいました。

また、2016年の熊本地震や、ついこの間2018年9月に発生してしまった北海道大地震も、みなさんの記憶に鮮明に残っていると思います。

これらの災害のどれもが、理不尽でつらく悲しいものですが、決して、他人事ではなく遠い世界での話でもありません。

防災科学技術研究所や気象庁、文部科学省、内閣府が公表している研究データによるところでは、

東海から近畿、四国では「南海トラフ巨大地震」の発生しうる確立がかなり高いと予想されています。

また、それにともなってマグニチュード8.0（およそ震度6から7クラスのパワー）規模の東海大地震が、

今後30年以内に発生してしまうかもしれない確率は、88パーセントであると言われています。

それに加え、岐阜県内においては活断層もあるため、直下型の地震の発生が懸念されています。

いつ自分や大切な家族が地震の被害にあい、その壮絶な脅威に身をさらされるかはわかりません。

とくに2011年の東日本大震災以降のここ数年間で、設備工事の中でも日本における防災設備の重要性、

設備導入の気運は急激に高まっていると、設備工事に関心のない方々でも、なんとなく実感していらっしゃるのではないかと思います。

自分たちの家族と住宅だけは絶対に、地震の被害にあわないなんて保証はどこにもないですものね。

そのためにも、いつ自分たちの身に降りかかってくるかもわからない巨大地震に対して、事前に最大限できるかぎりの手を打ち、

しっかり準備をしておくという、石橋をたたいて渡るかのように、防災設備に力を入れるかたが増えていると言うのが現状です。

また、地震だけにかかわらず日本は、台風、大雨、噴火など非常に自然災害が多い国であると言うことができます。

EM-DATという世界の災害に関する情報をあつめてデータベース化しているものがあります。

そのデータを元にして2016年度の自然災害発生数を国でわけて、ランキングをつくってみると、

1位 インド、2位 アメリカ合衆国、3位 インドネシア、4位 中国、5件 日本、パキスタンという結果になります。

日本より上位のインドやアメリカ、インドネシア、中国の広大な国土面積と日本の国土面積を比較してみても、

いかに、日本という小さな国に集中的に自然災害が発生しているのかと言うことがわかります。

こういう観点からも防災設備の重要性が浮き彫りになっていると思います。

もちろん、いくら防災設備に力を入れて、万全を期して自然災害ににそなえていたとしても、

相手は、強大な力である自然現象なわけですから、完璧に被害を防ぐと言うのは難しいかもしれません。

しかし、理不尽とも思える強大な力に対して、自分や大切な家族の身の危険をできるだけ排除しようとする行動力は間違ってなどないはずです。

実際には、防災設備とはほとんど防火設備なのですが（災害時には火災がおこりやすいのです。）、

その中から避難誘導に焦点を絞って、次回以降お話して行きたいと思います。

今回はこの辺でおわりにさせていただきます。

また次回も、避難誘導設備についての初歩的なことから知って置いて損のないことまで、アレコレとお話させていただきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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