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■2023.05.22
アパート・マンションが導入するべき防災設備とは?4
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みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのは、防災設備についてのお話です。
中でも今回のブログでは、「アパート・マンションが導入するべき防災設備とは?」と題し、主にマンションの消火器についてお話して行きます。
防災設備とは、その名の通り建物自体とそこに住む人々、あるいは、それを利用する人々を、
災害の被害から守ることを目的として、あらかじめ万全を期して設置された設備全般のことを言います。
とくに、マンションのように小さな子供からお年寄りまで、幅広い年齢層のたくさんの人たちを収容する共同住宅になると、
災害の際には、各フロアすべて、建物全体にいる不特定多数の人たちの身の安全を守り避難を促さなければなりません。
なので今回は、そんな防災設備のことについてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいなと思っています。
防災設備の種類の解説、初歩的なことから専門的なことまで、アレコレとじっくりお話していきたいと思います。
今回は、マンションにおける屋内消火栓設備についてのお話をさせていただきます。
火災が発生した際に初期消火を行う代表的な防災設備(消防用設備)は消火器になります。
消火器は非常に有能で使い勝手が良いものですが、その消火能力や消火範囲にはやはり限度があります。
そんなときに登場するのが屋内消化栓設備です。大規模なマンションになると、消火器だけでなく屋内消火栓が設置されている場合があります。
屋内消化栓とは、消火器では消火不可能な状態の火災の消火を目的として屋内に設置されている設備です。
規模の大きい火災を人の操作によって消火する設備であり、主に、水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、
起動装置、屋内消火栓(開閉弁、ホース、ノズル等)、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。
水槽と消火ポンプは、地下や1階の機械室、防災ルーム等に設けられていることが多いので、普段目にすることはありません。
一方、開閉弁、ホース、ノズル等のセットは、金属製のボックスに収納されていて、共用スペースの廊下の壁に埋め込まれています。
たいていの場合で、手押し式の非常ベルや非常通報ボタンがボックスと一緒に備え付けられていて、
マンションだけでなく、学校、病院、商業施設などにも設置されているので、みなさんも一度は目にしたことはあるはずだと思います。
屋内消化栓設備は、初期段階の火災の消火、つまり消防車が来るまでの間の初期消火を目的とした消防設備です。
火災時にはボックスの扉を開け、中のホースやノズルを取り出して、ホースがねじれないように延長して消火活動を行うことになります。
屋内消火栓と一言でいっても、その種類はいくつかあって、種類により当然操作方法にも多少の違いがあります。
まず、単純に操作をする際に2人以上で操作するものと、1人でも操作できるものに分けられます。
2人以上で操作するものを「1号消火栓」、1人でも操作できるものを「2号消火栓」または「簡操作性1号消火栓」といいます。
「1号消火栓」は、消火ポンプの起動ボタンを押したり、バルブの開け閉めを調整する人と、
ノズルを持って、直接火元に向かって放水を担当する人が必要になり、それぞれの協力がなくては、使用できません。
また、ホースは折りたたまれた状態で収納されているため、慌てて絡まってしまうと放水が十分にできないので注意が必要です。
「2号消火栓」または「簡操作性1号消火栓」は、ホースを取り出す際に絡まないような工夫がされており、
ノズルも開くだけで消火ポンプが自動起動してくれるため、一人であっても難なく使用できます。
屋内消火栓の設置基準については、消防法施行令10条(屋内消火栓設備に関する設置基準)に定められています。
マンションにおける消防設備は、住民の安全を守るためにも法律でちゃんと設置基準が設けられているのです。
今回はこの辺でおわりにさせていただきます。
また次回も、アパート・マンションが導入するべき防災設備に関わるさまざまなことについて、簡単なことから知って置いて損のないことまで、
アレコレとお話させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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