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2023.11.06

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消防設備って一体なに?4

 ――岐阜県・愛知県・三重県を中心に活躍中のチーム★トウカイセツビです!

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みなさんこんにちは!

さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのが、

『消防設備って一体なに?』と題して、消防設備全般にまつわるさまざまなことについてです。

消防設備は、私たちの生活を火災や災害の危険性や不安から守り、安全と安心を担保してくれるとても重要な設備です。

自然災害もふくめ火災というのは、古くから建物に深刻なダメージを与え、私たちの日常を脅かす存在でした。

抗いようのない不条理で圧倒的な力に加え、いつ起こるのかわからず予測がたてられないという点においても、

とても厄介な存在であるのですが、それに対して警報や消火や避難のための設備でしっかりと準備をしておけば、被害を最小限に抑えることができるわけです。

なので今回は、そんな消防設備についてさまざまなことをみなさんに知ってもらいたいなと思っています。

消防設備についての初歩的な情報から、専門的なお話までアレコレとご紹介できるブログになれば良いなと思っております。

前回までは、消防設備の3つのカテゴリーから、それぞれの種類にについてお話しましたが、

今回は、消火活動上必要な設備について、その詳しい種類をそれぞれご紹介していきます。

まず、消火活動上必要な設備とは、火災発生時に消防隊による消火活動に用いられる設備全般のことです。

防火対象物の構造上、また形態などから、消防活動が困難であることが予想される高層階・地下階・地下街などで、

万全を期するため、あらかじめ消防隊による消防活動を支援する目的で設置しておく、消防設備などを指します。

■消防用水

消防用水とは、広い敷地にある大規模な建築物に対して、消防隊が延焼段階の火災を消火するための消火水のことです。

消防法により、その建物や施設の面積に応じた水量を確保しなければならないとされています。

■連結送水管

連結送水管とは、比較的高層の建築物やアーケード等での火災において、消防隊が消火活動を行う際に、

消防ホースなどの扱いで手間取らないように、予め建築物などを縦断して設けられた送水用の配管設備のことです。

連結送水管は、送水口、放水口、放水用器具格納箱などから構成されており、消防ポンプ車から任意の送水口に送水管を連結することで、

建物の各所に設けられている放水口から加圧状態の消火用水が得られるため、消防隊は比較的短いホースで消火作業が行えます。

■連結散水設備

連結散水設備とは、スプリンクラー設備の無い地下街や地下階でも有効に消火活動が出来るように、

散水ヘッド、配管、弁類、送水口などから、消防ポンプ車から送水口を通じて送水し、天井に設置した散水ヘッドから放水することで消火活動を支援する設備です。

地下街や地下階は、やはり火災発生時には煙や熱が充満することで消火活動が難しくなるため連結散水設備は重要です。

■火災階表示盤

火災階表示盤とは、その名の通り火災が発生している階層を表示する設備のことです。

市町村条例によっては、高層建築物や特殊建築物において各階の非常用エレベーター附室に火災階を表示する設備を設けるよう義務づけられる場合があります。

■非常コンセント設備

非常用コンセント設備とは、消防隊が消火活動をする際に用いる機器に電源を供給するための設備のことです。

火災発生時に電源供給ができるよう設けられているため、非常電源や耐熱・耐火配線を用いて設置されています。

■無線通信補助設備

無線通信補助設備とは、一定規模以上の地下街には、消防隊が使用する無線連絡と同一の周波数帯で送受信できるアンテナおよび地上に同軸ケーブル端子を設置し、

電波が届きにくい地下であっても無線連絡を可能にし、消防活動を支援するための設備です。

■排煙設備

排煙設備とは、建物内で発生した火災から生じる煙を排除するための設備全般の総称です。

この排煙設備のなかでも、自然排煙設備と機械排煙設備の二種類にカテゴライズされており、

自然排煙設備は、機械的な力を加えることなく、煙が上に昇る自然の原理を利用して窓などから排煙し、

機械排煙設備は、天井に吸気口を設けてダクトを通して建物の外に煙を放出するなどして排煙します。

排煙設備は建築基準法と消防法で、排煙設備を設置するそもそもの目的が異なっていて、

建築基準法で設置が義務付けられている排煙設備は、その場からの避難のための排煙を目的にしており、

消防法で設置が義務付けられている排煙設備は、火災に対して迅速・円滑な消火活動を目的としています。

またそれらは、建築基準法で設置が義務付けられる排煙設備と分けて、消防排煙と呼ばれています。

なお、これらは消防法において、消防隊の消火活動が効率的に行われる様に義務付けられています。

今回はこの辺でおわりにさせていただきます。

また次回も、多岐にわたる消防設備全般のお話、消防設備にまつわるさまざまなことについて、

簡単なことから知っておいて損のないことまで、アレコレとお話させていただきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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