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■2023.11.24
消防設備とはその二 02
アパートやマンションのオーナー様や不動産の維持管理をされている会社様、あるいは飲食店や小売店などの店舗をお持ちの経営者様、防犯設備や消防設備、店舗設備の設置やメンテナンスはどのようにされておられますでしょうか?
チーム★トウカイセツビは岐阜県岐阜市を拠点として、三重県や愛知県名古屋市など広く東海地方においてあらゆる建築物の消防設備から防災設備、防犯設備、電気設備などの設置施工や保守点検、維持管理などを請け負っています。
現在の設備機器や設備工事に疑問やご不満があるというかたや、今まで使っていた設備機器が壊れて困っておられるかた、もしくは新しく建物の購入を検討しているが防災設備や防犯設備をどこに発注するか迷っているというかたなど、広く設備機器に関するお悩みをお持ちのかたは、チーム★トウカイセツビまでご相談ください。
みなさまこんにちは。チーム★トウカイセツビ広報担当のAです。
「火を消すための設備」には屋内消火栓設備というものもあります。
火災が発生した際の初期消火に利用するものとして、屋内にホースやノズル、バルブなどが格納された設備のことを指します。格納庫の上部に赤い消火起動ボタンと表示灯、そしてベルの鳴る穴が空いているのが備え付けられているのが特徴です。
この屋内消火栓設備には、1号消火栓、易操作性1号消火栓、2号消火栓、広範囲2号消火栓の4種類があります。
1号消火栓は操作にふたり以上の者が必要で、取り扱いには訓練も必要となりますが、易操作性1号消火栓は操作性が向上され、ひとりでも取り扱いが可能となっています。2号消火栓は、易操作性1号消火栓より放水量を少なくしたことでより操作性を向上させたもので、広範囲2号消火栓は2号消火栓をより広範囲にわたって扱えるようにしたものです。
1号消火栓はホースが折りたたまれて格納されているため、使用時にはホースをすべて引き出さなければ使うことができません。それに対して易操作性1号消火栓、2号消火栓、広範囲2号消火栓はホースが丸めて格納されているため、すべてを引き出さなくても使用することができます。
1号消火栓及び易操作性1号消火栓の有効防護範囲は25m以下で、水源の水量は2.6m以上、防水量は130ℓ/分以上、放水圧力は0.17~0.7mpa、ノズル先端よりの射程は7m以上となります。
2号消火栓の有効防護範囲は15m以下で、水源の水量は1.2m以上、防水量は60ℓ/分以上、放水圧力は0.25~0.7mpa、ノズル先端よりの射程は10m以上です。
広範囲2号消火栓の有効防護範囲は25m以下で、水源の水量は1.6m以上、防水量は80ℓ/分以上、放水圧力は0.17~0.7mpa、ノズル先端よりの射程は7m以上となります。
消火栓の使い方として、まず、1号消火栓の場合は、火災を発見したとき、ふたり一組になって消火栓の設置されているばしょへ向かいます。
最初に消火起動ボタンを押します。
消火起動ボタンを押すとベルが鳴り、周囲に火災の発生を知らせることができます。
同時に、赤いランプが点滅します。これはポンプが作動し始めたという合図になります。
格納庫の扉を開け、収納されているひとりがノズルを取り出します。もうひとりがノズルに繋がっているホースを伸ばします。このとき、ホースが絡まったりねじれたり、あるいは折れたりしないよう注意します。
最後に格納庫側の者が開放弁を開けて水をホース内に通します。ノズル側の者は火元にノズルを向けて放水します。このときノズルが水の勢いで暴れることがあるので注意します。水の出方を見ながら水の勢いを調整します。この作業を、易操作性1号消火栓、2号消火栓、広範囲2号消火栓の場合はひとりで行います。
火が消し止められたあとは、消火栓の開放弁を完全に閉鎖し、消火起動ボタンをを元に引き戻し、字火災受信機を復旧させます。
消火栓ポンプへ赴き制御盤で停止ボタンを押します。これでポンプが停止することになります。
これがひと通りの手順ですが、機器によって多少の違いがあるので確認しておきましょう。
なお、消火栓を使用しても火災が収まらない場合は、速やかに避難しましょう。
チーム★トウカイセツビにはお客様のご要望やご相談の内容を的確に把握し、お客様にご納得、ご満足していただける最適のプランをご提示する高い提案力から、確かな技術力を持つスタッフによる丁寧で正確な施工工事、そしてご要望の際即座に動くことのできる迅速な対応力と、きめ細やかで安心なアフタフォローメンテナンスまで、すべての業務に関して高い品質を誇ります。
また、チーム★トウカイセツビなら、スマホやパソコンから、24時間、365日、いつでもお悩みをご相談いただける体制を整えております。
岐阜県を中心に広く東海地方で設備工事に関するお悩みやご要望をお持ちのかたは、是非一度、設備機器の設置工事からアフターメンテナンスまでのプロフェッショナルであるチーム★トウカイセツビにまでお気軽にご連絡ください。