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■2023.12.20
消防設備の定期点検は大丈夫ですか?「アパート・マンション編」2
――岐阜県・愛知県・三重県を中心に活躍中のチーム★トウカイセツビです!
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みなさんこんにちは!
さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのが、
『消防設備の定期点検は大丈夫ですか?「アパート・マンション編」』と題した、アパートやマンションの消防設備の定期点検にまつわるざまなことについてです。
前回までは、飲食店にかかわる消防設備の定期点検のお話をしてきましたが、今回は、アパート・マンションについてです。
店舗同様にアパートやマンションでも、消防用設備というのは、とても重要な存在であって、
そこで生活をする住民の方々の身の安全や財産を守るためにも、いざという緊急時に、ちゃんと機能するための定期点検は決しておろそかにできません。
普段からの徹底した防災意識と共に、誤報が起こらないようにきちんと点検メンテナンスをしていくというのが大切になります。
そこで今回から、アパートやマンションの消防設備にまつわるもろもろのお話や、点検についてのアレコレ、
基礎的な話から知っておくべき重要な情報まで、多岐にわたりお話できたらなぁと思っています。
今回は、アパートやマンションに設置するべき消防用設備についてのお話をしていきたいと思います。
まず、消防用設備の簡単なご説明から。消防用設備とは、消防法で規定されている消防用の設備・消火用水・消火活動上必要であったり、
火災の発生を多くの人に報せたり、その場にいる人を安全な場所に避難させたりする設備の総称です。
上記の内容からもわかる通り、消火設備・警報設備・避難設備の3つのカテゴリーにわけることができます。
消火設備・警報設備・避難設備の中で、アパートやマンションに設置するべき消防用設備をそれぞれ簡単にご紹介していきます。
アパートやマンションに設置するべき消火設備では、まず、基本中の基本である消火器の設置は必須です。初期消火や小さな火事に最も有効に作用します。
ABC消火器等の粉末消火器は、通路等に歩行距離で20メートル間隔以内で設置しなければなりません。
ちなみに、ABC消火器のABCとは、A火災、B火災、C火災のことで、消火器が対応する火災の種類は、それぞれ、
A火災(普通火災)用紙、木、繊維、樹脂など、主として固形物が燃える一般的な火災に適応。
B火災(油火災)用油、ガソリン、シンナーなどの液体性のもの、グリスなど半固体の油脂類による火災に適応。
C火災(電気火災)電気器具、機械類など、感電の恐れのある電気施設を含む火災に使用。
と、なっており、ABC消火器とはこれらの火災すべてに対応できるオールマイティな消火器のことです。
そして、屋内消火栓設備。屋内消火栓設備は、おもに消防車が到着するまでの初期消火に使用する設備です。
みなさんも一度は目にしたことがあると思いますが、壁に設置された赤いボックスの中に、放水用ホースと筒先が入っていて、消火専用ポンプを作動させて水を放出します。
次に、アパートやマンションに設置するべき警報設備。警報設備の代名詞的な存在である自動火災報知設備は設置しなければなりません。
自動火災報知設備とは、学校や職場や病院、娯楽施設などに必ずおいてありますので、意識せずとも馴染みのある設備だと思いますが、
短縮して自火報設備などとも呼ばれている防災設備・消防設備のとても重要な設備になります。
火災によって発生した熱や煙を感知器が自動的に検知して、火災が発生しているという信号を受信機に送ります。
その信号を受け取った受信機は、ベルや音声などの音響装置で、その建物あるいは施設内にいる人々に火災の発生を報せます。
これにより人々に、安全ですみやかな避難をしてもらったり、火の手が小さい場合には初期消火活動のような対処をしてもらう設備のことです。
そして、アパートやマンションに設置するべき避難設備について。誘導灯は、必ず設置しなければいけません。
誘導灯とは、非常口がここにあると認識させるため、避難誘導を目的として取り付けられている防災照明器具の総称です。消防法によって基準が定められています。
誘導灯には、避難口誘導灯と通路誘導灯の2種類あり、避難口誘導灯は、全面が白色でその上にピクトグラムや矢印がのっているタイプのもの、
この先に非常口がありますよ』という非常口がある方向を人々に示すために設置しているものです。
通路誘導灯は全面が緑色でその上にピクトグラムがのっているタイプのもの、これは『ここが非常口です』という非常口そのものに設置されているものです。
それから、避難階段、すべり具、避難はしご、救助袋などの避難器具全般ももちろん必要になってくるものです。
今回はこの辺でおわりにさせていただきます。
また次回も、アパートやマンションにおける消防設備の定期点検に関わるさまざまなことについて、
簡単なことから知っておいて損のないことまで、アレコレとお話させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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