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2023.12.22

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消防設備の定期点検は大丈夫ですか?「アパート・マンション編」3

 ――岐阜県・愛知県・三重県を中心に活躍中のチーム★トウカイセツビです!

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みなさんこんにちは!

さて、今回からこのチーム★トウカイセツビのブログで、全五回にわたってお話させていただきたいのが、

『消防設備の定期点検は大丈夫ですか?「アパート・マンション編」』と題した、アパートやマンションの消防設備の定期点検にまつわるざまなことについてです。

前回までは、飲食店にかかわる消防設備の定期点検のお話をしてきましたが、今回は、アパート・マンションについてです。

店舗同様にアパートやマンションでも、消防用設備というのは、とても重要な存在であって、

そこで生活をする住民の方々の身の安全や財産を守るためにも、いざという緊急時に、ちゃんと機能するための定期点検は決しておろそかにできません。

普段からの徹底した防災意識と共に、誤報が起こらないようにきちんと点検メンテナンスをしていくというのが大切になります。

そこで今回から、アパートやマンションの消防設備にまつわるもろもろのお話や、点検についてのアレコレ、

基礎的な話から知っておくべき重要な情報まで、多岐にわたりお話できたらなぁと思っています。

今回は、アパートやマンションにおける、初期消火についてお話していきたいと思います。

火災の初期消火とは、出火の初期の段階において、その現場にいる人たちが、応急処置的に消火作業を行うことを言います。

消防隊が通報を受け現場に到着するまでが、平均7分から8分とされていて、その間、火災を野放しにしていると、一室全焼してしまう恐れがあります。

なので、火災の発生を目撃したら即座に初期消火活動を行うのはもちろんですが、同時に消防隊への通報も忘れないでください。

火災というのは、始まりは小さな火種だとしても、みるみるうちに勢いを持ち火の範囲を広げていき、

気づいたときには手のつけられない大きな火災になってしまい、その被害も甚大なものになってしまいます。

しかし、そうなる前の小さな火事のうちに消火することができれば、当然被害も最小限に抑えることができるわけです。

そのため初期消火は火災時の対応として重要なもので、火災発生からおよそ2分から3分以内に行なわなければなりません。

また、アパート・マンションの火災で恐ろしいとされているのは、住戸同士が連なって存在しているという構造上、延焼です。

火災が起こった住戸からの火の勢いが、ベランダ、バルコニーにある燃えやすい植木や洗濯物などの可燃物に燃え移り被害が拡大するケースがあります。

なので、小さな火でも発見したら、まず119番に通報し、そのあと大声で隣近所に「火事だ!」と知らせる必要があります。

それから、マンション火災の消火活動で最も気をつけなくていけないのが、フラッシュオーバーという現象です。

フラッシュオーバーとは、室内で火災による熱で可燃物が熱分解し、引火性のガスが発生して室内に充満した場合や、

天井の内装などに使われている可燃性素材が輻射熱などによって一気に発火した場合に生じる現象のことを言います。

フラッシュオーバーが発生した場合、1,000℃を超える高温の環境が一気に広範囲に広がることから避難ができなくなるばかりか、

消火活動もできず、延焼をできるだけ防ぐ対応しかできなくなるため、住人にもマンション自体にも甚大で凄惨な被害が出てしまいます。

それからマンション火災は、マンション自体に空気の流れが少ないため、急激に燃え盛ると言うよりも、

一定の火がずっと燃え続けるイメージで煙が部屋中に充満するのが特徴なので、消火の際はタオルなどで口をガードするような煙対策が必要です。

できるだけ姿勢を低く保ち、熱にやられないよう煙を吸い込まぬよう身を守り、炎の勢いに臆せず消火器を噴射してください。

かといって、初期消火は決して義務ではないので、不安な場合や恐怖に身の危険を感じた場合には、

無理をなさらず、避難誘導設備などの指示に従い、すみやかに安全な場所に避難してください。

一般に消火器で消火可能な火災は「天井を炎がなめる」以前の状態のものとされています。

もしも炎が天井に回ったらもう初期消火の段階ではないので、無理をせずに安全な場所へ避難して、

119番に通報し消防隊の到着を待ってくださいと、消防本部による消火訓練でも、このように指導されています。

しかし、天井に火が燃え移る前の状況であれば、消火器で皆さん方でも十分消火することが出来ます。

ただしそれには、きちんと定期点検をしていつでも消防設備が使えるようにしておかなければいけません。

今回はこの辺でおわりにさせていただきます。

また次回も、アパートやマンションにおける消防設備の定期点検に関わるさまざまなことについて、

簡単なことから知っておいて損のないことまで、アレコレとお話させていただきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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